ネットワーク
AWS認定試験で頻出の「ネットワーク」分野の用語を10語まとめました。試験で問われる観点を交えて解説します。
- Amazon VPC(ブイピーシー)
- AWSアカウント内に論理的に隔離された自分専用の仮想ネットワークを構築するサービス。IPアドレス範囲、サブネット、ルートテーブル、ゲートウェイを自由に設計できる。ネットワーク分野の土台であり、サブネット設計やルーティング、各種ゲートウェイとの組み合わせが幅広く出題される。
- サブネット(サブネット)
- VPCのIPアドレス範囲を分割した区画で、リソースを配置する単位。インターネットゲートウェイへの経路を持つパブリックサブネットと、持たないプライベートサブネットに分かれる。可用性のために複数のアベイラビリティーゾーンへ分散配置する設計が、頻繁に問われる。
- セキュリティグループ(セキュリティグループ)
- EC2などのインスタンス単位で適用する仮想ファイアウォール。許可ルールのみを定義し、戻りの通信を自動的に許可するステートフルな動作をする。サブネット単位で動くステートレスなネットワークACLとの違い(適用範囲・状態管理)が試験の定番論点。
- ネットワークACL(ネットワークエーシーエル)
- サブネット単位で適用される仮想ファイアウォールで、許可と拒否の両方のルールを番号順に評価する。戻りの通信を自動許可しないステートレスな動作のため、インバウンドとアウトバウンドを個別に設定する必要がある。セキュリティグループとの動作の違いを問う出題が多い。
- Amazon Route 53(ルートフィフティスリー)
- ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサービスで、ドメイン登録やヘルスチェックも行える。フェイルオーバー、レイテンシー、加重、位置情報など多彩なルーティングポリシーを設定でき、可用性向上やトラフィック制御に使う。災害対策やマルチリージョン構成の出題で頻出。
- Amazon CloudFront(クラウドフロント)
- 世界中のエッジロケーションにコンテンツをキャッシュして配信するCDN(コンテンツ配信ネットワーク)。ユーザーに近い拠点から配信することで遅延を減らし、オリジン(S3やELB)の負荷を下げる。配信高速化やDDoS耐性、S3との連携の文脈で問われる。
- NAT Gateway(ナットゲートウェイ)
- プライベートサブネット内のリソースが、インターネット側から接続されることなく外部へ通信(アウトバウンド)できるようにするマネージドサービス。ソフトウェア更新などで外部アクセスは必要だが、外からのアクセスは遮断したい場合に使う。プライベートサブネット設計の定番要素。
- VPCエンドポイント(ブイピーシーエンドポイント)
- インターネットを経由せずにVPC内からAWSサービスへプライベートに接続するための入口。S3やDynamoDB向けのゲートウェイ型と、多くのサービス向けのインターフェイス型(PrivateLink)がある。通信をAWS内部で完結させてセキュリティを高める設計として出題される。
- AWS Direct Connect(ダイレクトコネクト)
- オンプレミス環境とAWSを専用線で物理的に接続するサービス。インターネットを経由しないため、安定した帯域と低遅延、一貫したネットワーク品質が得られる。VPN(インターネット経由・暗号化)との比較で、帯域や信頼性が重要なハイブリッド構成の解答として問われる。
- AWS Transit Gateway(トランジットゲートウェイ)
- 複数のVPCやオンプレミスネットワークを一つのハブに集約して相互接続するサービス。VPC同士を個別につなぐVPCピアリングが増えると管理が複雑化する課題を、中央集約型のルーティングで解決する。大規模なマルチVPC構成の接続設計で出題される。
最終更新日: 2026-06-24
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