AWS用語集
AWS認定試験の学習でつまずきやすい主要サービス・用語を、試験で問われる観点を交えて63語まとめました。カテゴリごとに整理しているので、学習中に出てきた用語をすばやく確認できます。各サービスの詳しい解説はサービス解説を、試験ごとの出題傾向は試験ガイドをご覧ください。
コンピューティング
- Amazon EC2(イーシーツー)
- クラウド上に仮想サーバー(インスタンス)を立ち上げて使う基本的なコンピューティングサービス。OSやミドルウェアを自分で管理する自由度の高さが特徴で、インスタンスタイプの選び方(コンピューティング最適化やメモリ最適化など)や購入オプションが頻出。サーバー管理を自分で行う「IaaS」の代表例として、Lambdaなどのマネージドサービスとの責任分界点を問われやすい。
- AWS Lambda(ラムダ)
- サーバーを意識せずにコードを実行できるサーバーレスのコンピューティングサービス。イベント(S3への保存、API Gatewayへのリクエストなど)に応じて自動で起動し、実行時間とリクエスト数に対してのみ課金される。サーバー管理が不要でスケーリングも自動という点が、運用負荷の軽減やコスト最適化の文脈で問われやすい。
- Auto Scaling(オートスケーリング)
- 需要に応じてEC2インスタンスの台数を自動で増減させる仕組み。CPU使用率などのメトリクスに基づくスケーリングや、スケジュールに沿った増減を設定できる。「可用性とコスト効率の両立」を実現する代表的な機能で、ELBやCloudWatchと組み合わせた高可用性アーキテクチャの構成要素として出題される。
- ELB(ALB / NLB)(イーエルビー)
- 受信トラフィックを複数のターゲットに振り分けるロードバランサー。ALB(Application Load Balancer)はHTTP/HTTPSのレイヤー7で動作しパスやホスト名でルーティングできる一方、NLB(Network Load Balancer)はレイヤー4で超高スループットと低遅延を扱う。どちらを選ぶべきかという使い分けが試験で頻出。
- Amazon ECS(イーシーエス)
- Dockerコンテナを実行・管理するAWS独自のコンテナオーケストレーションサービス。EC2上で動かす方式と、サーバーレスのFargateで動かす方式を選べる。Kubernetesの知識が不要でAWSとの統合がしやすいため、コンテナ運用の選択肢としてEKSとの違いを問われることが多い。
- Amazon EKS(イーケーエス)
- Kubernetesをマネージドで提供するサービスで、コントロールプレーンの運用をAWSが担う。オープンソースのKubernetesと互換性があり、既存のKubernetes資産やエコシステムを活用したい場合に選ばれる。ECSがAWS独自なのに対しEKSは標準準拠という対比が、コンテナ戦略の出題ポイント。
- AWS Fargate(ファーゲート)
- ECSやEKSのコンテナをサーバーレスで実行するためのコンピューティングエンジン。EC2インスタンスのプロビジョニングやパッチ適用が不要になり、コンテナ単位のリソース指定だけで動かせる。サーバー管理の負荷を下げたいケースで、EC2起動タイプとの比較として登場する。
- AWS Elastic Beanstalk(エラスティックビーンストーク)
- アプリケーションのコードをアップロードするだけで、EC2やELB、Auto Scalingなどの実行環境を自動構成してくれるPaaS的なサービス。開発者がインフラ詳細を意識せずデプロイできる点が利点で、裏側のリソースは引き続き制御できる。素早い立ち上げと運用簡素化の文脈で出題される。
ストレージ
- Amazon S3(エススリー)
- 容量制限を実質意識せずにファイル(オブジェクト)を保存できるオブジェクトストレージ。高い耐久性を持ち、静的サイトホスティングやデータレイク、バックアップ先など用途が広い。バケットポリシーやブロックパブリックアクセスなどのアクセス制御、暗号化、ライフサイクル設定が試験頻出のテーマ。
- S3 ストレージクラス(エススリーストレージクラス)
- アクセス頻度やコストに応じてS3内のデータ保存方式を選ぶ区分。頻繁にアクセスするStandard、アクセス頻度が低いStandard-IA、アーカイブ向けのGlacier系などがある。コスト最適化の問題で、データのアクセスパターンに最も適したクラスを選ばせる出題が多い。
- Amazon EBS(イービーエス)
- EC2インスタンスにアタッチして使うブロックストレージで、OSのディスクやデータベースの保存先として機能する。インスタンスを停止してもデータが保持され、スナップショットでバックアップを取れる。基本的に単一インスタンスへのアタッチである点が、複数共有のEFSとの違いとして問われる。
- Amazon EFS(イーエフエス)
- 複数のEC2インスタンスから同時にマウントできる、フルマネージドの共有ファイルストレージ(NFS)。容量は使った分だけ自動で伸縮する。複数サーバーでファイルを共有したいLinux系ワークロードで、EBS(単一アタッチ)との使い分けとして頻出する。
- Amazon FSx(エフエスエックス)
- WindowsファイルサーバーやLustreなど、業界標準のファイルシステムをマネージドで提供するサービス。FSx for Windows File ServerはSMBプロトコルとActive Directory統合に対応し、FSx for Lustreは高性能計算(HPC)向け。Windows共有やHPC用途で適切な選択肢として登場する。
- AWS Storage Gateway(ストレージゲートウェイ)
- オンプレミス環境からAWSのストレージへシームレスに接続するためのハイブリッドストレージサービス。ファイル、ボリューム、テープといった形式でローカルにアクセスしつつ、データをS3などへ保存できる。データセンターとクラウドを橋渡しする移行・バックアップ用途で問われる。
- AWS Backup(エーダブリューエスバックアップ)
- 複数のAWSサービス(EBS、RDS、DynamoDB、EFSなど)のバックアップを一元的に管理する集中管理サービス。バックアップポリシー(バックアッププラン)をまとめて定義しスケジュール実行できる。組織全体でバックアップを統一管理する運用要件の解答として出題される。
- Amazon S3 Glacier(グレイシャー)
- アクセス頻度が極めて低いデータを低コストで長期保管するためのアーカイブ向けストレージ。取り出しには通常のS3より時間がかかる代わりに保存単価が安い。法令対応のログ保管など、めったに参照しないデータのコスト最適化で適切な保存先として問われる。
ネットワーク
- Amazon VPC(ブイピーシー)
- AWSアカウント内に論理的に隔離された自分専用の仮想ネットワークを構築するサービス。IPアドレス範囲、サブネット、ルートテーブル、ゲートウェイを自由に設計できる。ネットワーク分野の土台であり、サブネット設計やルーティング、各種ゲートウェイとの組み合わせが幅広く出題される。
- サブネット(サブネット)
- VPCのIPアドレス範囲を分割した区画で、リソースを配置する単位。インターネットゲートウェイへの経路を持つパブリックサブネットと、持たないプライベートサブネットに分かれる。可用性のために複数のアベイラビリティーゾーンへ分散配置する設計が、頻繁に問われる。
- セキュリティグループ(セキュリティグループ)
- EC2などのインスタンス単位で適用する仮想ファイアウォール。許可ルールのみを定義し、戻りの通信を自動的に許可するステートフルな動作をする。サブネット単位で動くステートレスなネットワークACLとの違い(適用範囲・状態管理)が試験の定番論点。
- ネットワークACL(ネットワークエーシーエル)
- サブネット単位で適用される仮想ファイアウォールで、許可と拒否の両方のルールを番号順に評価する。戻りの通信を自動許可しないステートレスな動作のため、インバウンドとアウトバウンドを個別に設定する必要がある。セキュリティグループとの動作の違いを問う出題が多い。
- Amazon Route 53(ルートフィフティスリー)
- ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサービスで、ドメイン登録やヘルスチェックも行える。フェイルオーバー、レイテンシー、加重、位置情報など多彩なルーティングポリシーを設定でき、可用性向上やトラフィック制御に使う。災害対策やマルチリージョン構成の出題で頻出。
- Amazon CloudFront(クラウドフロント)
- 世界中のエッジロケーションにコンテンツをキャッシュして配信するCDN(コンテンツ配信ネットワーク)。ユーザーに近い拠点から配信することで遅延を減らし、オリジン(S3やELB)の負荷を下げる。配信高速化やDDoS耐性、S3との連携の文脈で問われる。
- NAT Gateway(ナットゲートウェイ)
- プライベートサブネット内のリソースが、インターネット側から接続されることなく外部へ通信(アウトバウンド)できるようにするマネージドサービス。ソフトウェア更新などで外部アクセスは必要だが、外からのアクセスは遮断したい場合に使う。プライベートサブネット設計の定番要素。
- VPCエンドポイント(ブイピーシーエンドポイント)
- インターネットを経由せずにVPC内からAWSサービスへプライベートに接続するための入口。S3やDynamoDB向けのゲートウェイ型と、多くのサービス向けのインターフェイス型(PrivateLink)がある。通信をAWS内部で完結させてセキュリティを高める設計として出題される。
- AWS Direct Connect(ダイレクトコネクト)
- オンプレミス環境とAWSを専用線で物理的に接続するサービス。インターネットを経由しないため、安定した帯域と低遅延、一貫したネットワーク品質が得られる。VPN(インターネット経由・暗号化)との比較で、帯域や信頼性が重要なハイブリッド構成の解答として問われる。
- AWS Transit Gateway(トランジットゲートウェイ)
- 複数のVPCやオンプレミスネットワークを一つのハブに集約して相互接続するサービス。VPC同士を個別につなぐVPCピアリングが増えると管理が複雑化する課題を、中央集約型のルーティングで解決する。大規模なマルチVPC構成の接続設計で出題される。
データベース
- Amazon RDS(アールディーエス)
- MySQLやPostgreSQL、Oracle、SQL Serverなどのリレーショナルデータベースをマネージドで提供するサービス。パッチ適用やバックアップ、レプリケーションなどの運用をAWSが代行する。可用性向上のためのマルチAZ配置と、読み取り負荷分散のためのリードレプリカの違いが頻出論点。
- Amazon Aurora(オーロラ)
- MySQLおよびPostgreSQLと互換性のある、AWSがクラウド向けに設計した高性能リレーショナルデータベース。ストレージが自動で拡張され、複数のアベイラビリティーゾーンにまたがってデータを冗長化する。標準RDSより高い性能と可用性が求められるケースの解答として登場する。
- Amazon DynamoDB(ダイナモディービー)
- ミリ秒単位の応答を実現するフルマネージドのNoSQL(キーバリュー/ドキュメント)データベース。サーバー管理不要でスケーリングも自動、需要に応じたオンデマンド課金も選べる。スキーマ固定のRDSとの使い分けや、高スループット・低遅延が求められる場面で問われる。
- Amazon ElastiCache(エラスティキャッシュ)
- RedisまたはMemcachedをマネージドで提供するインメモリキャッシュサービス。頻繁にアクセスするデータをメモリに保持して、データベースの負荷を下げ応答を高速化する。読み取り性能のボトルネックを解消するキャッシュ層として、アーキテクチャ問題で登場する。
- Amazon Redshift(レッドシフト)
- 大量のデータを高速に集計・分析するためのフルマネージドなデータウェアハウス。列指向ストレージと並列処理により、分析クエリを効率的に処理する。トランザクション処理(OLTP)のRDSに対し、分析処理(OLAP)の用途で選ぶべきサービスとして問われる。
- Amazon DocumentDB(ドキュメントディービー)
- MongoDBと互換性のある、JSONドキュメントを扱うマネージドなドキュメントデータベース。MongoDBのワークロードを、運用負荷を抑えつつAWS上で動かしたい場合に適する。ドキュメント指向データの保存先という選択肢として、用途別データベース選定の出題で登場する。
- Amazon Neptune(ネプチューン)
- ノードとエッジで関係性を表現するグラフデータに特化したマネージドなグラフデータベース。SNSの友人関係やレコメンデーション、不正検知など、つながりをたどる処理を効率的に扱える。データの形に応じた最適なデータベースを選ぶ「目的別データベース」の出題で問われる。
セキュリティ・IAM
- AWS IAM(アイアム)
- 誰が(認証)どのAWSリソースに対し何を(認可)できるかを管理するアクセス制御の基盤サービス。ユーザー、グループ、ロール、ポリシーで権限を構成する。最小権限の原則やルートユーザーの保護、MFAの有効化など、セキュリティの土台として全試験で頻出。
- IAMロール(アイアムロール)
- 一時的な権限のセットを、ユーザーやサービスに「引き受けさせる(AssumeRole)」仕組み。長期的なアクセスキーを埋め込まずに、EC2やLambdaへ安全に権限を付与できる。アクセスキーのハードコードを避けるベストプラクティスの解答として、極めて頻繁に出題される。
- IAMポリシー(アイアムポリシー)
- 許可または拒否する操作を、JSON形式で定義した権限のルール文書。Effect、Action、Resource、Conditionといった要素で構成される。明示的な拒否(Deny)が許可より優先される評価ロジックや、最小権限を実現する書き方が試験で問われる。
- AWS KMS(ケーエムエス)
- 暗号化に使う鍵(キー)を一元的に作成・管理するキー管理サービス。S3やEBS、RDSなど多くのサービスと統合し、保存データの暗号化を簡単に実現する。鍵のローテーションやアクセス制御、誰が暗号化を行えるかを管理する文脈で出題される。
- AWS Secrets Manager(シークレットマネージャー)
- データベースのパスワードやAPIキーなどの機密情報を安全に保管し、必要に応じて取得できるサービス。認証情報の自動ローテーションに対応し、コードへの平文埋め込みを防ぐ。機密情報をハードコードしない安全な管理方法の解答として登場する。
- AWS WAF(ワフ)
- SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリへの攻撃を防ぐWebアプリケーションファイアウォール。CloudFrontやALB、API Gatewayと連携し、ルールに基づきリクエストを許可・ブロックする。アプリケーション層(レイヤー7)の防御策として問われる。
- AWS Shield(シールド)
- DDoS攻撃からアプリケーションを保護するサービス。一般的な攻撃に自動対応する無料のStandardと、高度な保護と専門サポートを提供する有料のAdvancedがある。WAF(アプリ層の攻撃対策)に対し、ネットワーク/トランスポート層のDDoS対策として区別して問われる。
- Amazon Cognito(コグニート)
- Webやモバイルアプリにユーザーのサインアップやサインインといった認証機能を追加するサービス。ユーザーを管理するユーザープールと、AWSリソースへの一時認証情報を渡すIDプールから成る。アプリのユーザー認証や外部IDプロバイダー連携の解答として出題される。
- Amazon GuardDuty(ガードデューティ)
- ログ(CloudTrail、VPCフローログ、DNSログなど)を機械学習で分析し、不審な挙動や脅威を自動検出するセキュリティ監視サービス。エージェント導入なしで有効化でき、継続的に脅威を検知する。脅威検知の自動化が求められる運用要件の解答として問われる。
- AWS Organizations / SCP(オーガニゼーションズ)
- 複数のAWSアカウントを一元管理し、一括請求や組織単位(OU)での整理を可能にするサービス。SCP(サービスコントロールポリシー)は組織内のアカウントに対し、許可できる操作の上限(ガードレール)を定める。アカウント横断のガバナンスとコスト統合の出題で頻出。
監視・運用
- Amazon CloudWatch(クラウドウォッチ)
- AWSリソースやアプリケーションのメトリクス、ログ、イベントを収集・可視化する監視サービス。しきい値を超えたらアラームを発報し、Auto Scalingや通知をトリガーできる。監視・アラート設計や、ログ集約(CloudWatch Logs)の基盤として頻出する。
- AWS CloudTrail(クラウドトレイル)
- 誰がいつどのAPIを呼び出したかという操作履歴(監査ログ)を記録するサービス。アカウント内のアクティビティを追跡でき、セキュリティ調査やコンプライアンス対応に使う。監視(CloudWatch)と監査(CloudTrail)の役割の違いが、試験の定番論点。
- AWS Config(コンフィグ)
- AWSリソースの構成(設定)を継続的に記録し、変更履歴を追跡するサービス。あるべき設定をルール化し、準拠していないリソースを検出できる。コンプライアンスや構成の逸脱検知、リソースの状態を時系列で把握する運用要件の解答として出題される。
- AWS Systems Manager(システムズマネージャー)
- EC2やオンプレミスサーバーを横断的に運用・管理するサービス群。SSHを使わず安全にシェル接続できるSession Manager、設定値を保管するParameter Store、パッチ適用の自動化などを含む。サーバー運用の自動化や安全な管理手段として幅広く問われる。
- AWS CloudFormation(クラウドフォーメーション)
- インフラ構成をJSONやYAMLのテンプレートで定義し、自動でプロビジョニングするIaC(Infrastructure as Code)サービス。同じ構成を繰り返し再現でき、変更や削除もスタック単位で管理できる。手動構築のミスを防ぐ自動化・再現性の文脈で出題される。
- AWS CDK(シーディーケー)
- TypeScriptやPythonなどの一般的なプログラミング言語でインフラを定義できるIaCフレームワーク。コードは内部的にCloudFormationテンプレートへ変換されてデプロイされる。テンプレートを直接書くより抽象度高く効率的に記述できる点が特徴。
- AWS Trusted Advisor(トラステッドアドバイザー)
- コスト最適化、セキュリティ、耐障害性、パフォーマンス、サービス上限の観点でアカウントを点検し、改善を提案するサービス。ベストプラクティスに沿っているかを自動チェックする。コスト削減やセキュリティ向上の助言を得る手段として、運用改善の出題で登場する。
コスト・課金
- Savings Plans(セービングスプラン)
- 1年または3年の期間、一定の利用量(時間あたりの支出)をコミットすることで、オンデマンドより割引価格でコンピューティングを使える料金モデル。リザーブドインスタンスより柔軟で、インスタンスタイプやリージョンを横断して適用できるタイプもある。長期利用のコスト最適化で頻出。
- リザーブドインスタンス(リザーブドインスタンス)
- 1年または3年の利用を前提に予約することで、オンデマンドより安くEC2やRDSを使える購入オプション。安定して稼働し続けるワークロードに向く。柔軟性のSavings Plansや、安価だが中断ありのスポットとの使い分けが、コスト最適化問題の定番。
- スポットインスタンス(スポットインスタンス)
- AWSの余剰キャパシティを大幅な割引価格で利用できるEC2の購入オプション。容量が必要になるとAWS側から中断される可能性があるため、中断に強いバッチ処理やステートレスな処理に向く。中断耐性のあるワークロードのコスト削減策として問われる。
- AWS Cost Explorer(コストエクスプローラー)
- 過去のコストと使用状況をグラフで可視化・分析し、将来の費用を予測するツール。サービス別やタグ別に費用を分解して、どこにコストがかかっているかを把握できる。コストの傾向分析や削減ポイントの特定という運用要件の解答として登場する。
- AWS Budgets(バジェット)
- コストや使用量の予算を設定し、しきい値に近づいた・超えた際にアラートを通知する予算管理サービス。予測値に基づくアラートも設定できる。予算超過を未然に防ぐプロアクティブなコスト管理の手段として、Cost Explorer(分析)との役割の違いで問われる。
- S3 Intelligent-Tiering(インテリジェントティアリング)
- オブジェクトのアクセスパターンをS3が自動で監視し、アクセス頻度に応じて最適なストレージ階層へ自動的に移動させるストレージクラス。アクセスパターンが予測できないデータで、手動管理なしにコストを最適化できる。アクセス傾向が不明なデータの保存先として問われる。
AI・分析
- Amazon Bedrock(ベッドロック)
- 複数の企業が提供する基盤モデル(生成AIのモデル)を、APIを通じて統一的に利用できるフルマネージドサービス。モデルのホスティングを自分で行わずに、テキスト生成やチャットボット、RAGなどを構築できる。生成AIをアプリに組み込む選択肢として近年の出題に登場する。
- Amazon SageMaker(セージメーカー)
- 機械学習モデルの構築・学習(トレーニング)・デプロイまでを一気通貫で支援するマネージドサービス。データの前処理から推論エンドポイントの公開までを統合的に扱える。独自モデルを開発・運用するMLワークフロー全体の基盤として問われる。
- Amazon Kinesis(キネシス)
- ログやIoTデータ、クリックストリームなどのストリーミングデータをリアルタイムに収集・処理するサービス群。Data StreamsやData Firehoseなどから成り、継続的に流れ込むデータを取り込む。バッチではなくリアルタイム処理が求められる場面の解答として出題される。
- AWS Glue(グルー)
- データの抽出・変換・ロード(ETL)をサーバーレスで実行するデータ統合サービス。データの構造を自動で認識するデータカタログを備え、分析前のデータ準備を効率化する。データレイクへのデータ整形・統合パイプラインの構成要素として問われる。
- Amazon Athena(アテナ)
- S3に保存されたデータに対し、標準SQLで直接クエリを実行できるサーバーレスの分析サービス。事前にサーバーを用意する必要がなく、スキャンしたデータ量に応じて課金される。S3上のデータをそのまま手軽に分析したい場面の解答として頻出する。
- Amazon QuickSight(クイックサイト)
- データをダッシュボードやグラフとして可視化する、クラウドネイティブなBI(ビジネスインテリジェンス)サービス。さまざまなデータソースに接続し、インタラクティブなレポートを作成・共有できる。分析結果を経営層や利用者に見せる可視化手段として登場する。
- Amazon Comprehend(コンプリヘンド)
- 自然言語処理(NLP)により、テキストから感情や言語、キーフレーズ、固有表現などを自動で抽出する機械学習サービス。モデルを自分で構築せずにAPIで利用できる。レビューの感情分析や文書の分類など、テキスト分析を手軽に実現する解答として問われる。
最終更新日: 2026-06-24
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