AWS認定試験ガイド

各AWS認定試験の出題傾向・ドメイン構成・学習ポイントを詳しく解説します。自分のキャリアや目標に合った試験を選ぶ参考にしてください。

AWS認定資格の全体像

AWS認定試験は4つのレベルで体系化されており、それぞれ目的と対象者が異なります。未経験から始める場合は Foundational から、インフラ・開発の実務経験がある場合は Associate から挑戦するのが一般的なルートです。

Foundational(入門レベル)

AWSの基礎知識とクラウドの概念を問うレベルです。実務経験がない方でも、公式ドキュメントの学習と模擬問題の演習で合格できます。代表的な試験は Cloud Practitioner(CLF-C02)AI Practitioner(AIF-C01) です。CLF-C02 はクラウドの仕組み・主要サービス・料金モデル・セキュリティの基礎を問い、AIF-C01 は生成 AI と機械学習の基礎概念を扱います。学習時間の目安は40〜80時間程度です。

Associate(実践レベル)

AWSサービスを実際に組み合わせて最適解を選ぶ設計・運用・開発能力を問うレベルです。「AとBのどちらが要件をより満たすか」という比較問題が多く、サービス間の使い分けを深く理解している必要があります。Solutions Architect(SAA-C03)SysOps Administrator(SOA-C03)Developer(DVA-C02)Data Engineer(DEA-C01)Machine Learning Engineer(MLA-C01) の5試験が対応しています。学習時間の目安は80〜150時間程度で、Foundational または実務経験が前提となります。

Professional(上級レベル)

大規模・マルチアカウント・マルチリージョン環境の設計や、CI/CDパイプラインの自動化など、アーキテクト・DevOps の高度な実践能力を問うレベルです。問題文・選択肢ともに長く、複数の制約条件(可用性・コスト・セキュリティ・運用負荷)を同時に満たす最適解を選ぶ高い読解力が求められます。Solutions Architect Professional(SAP-C02)DevOps Engineer Professional(DOP-C02) が対象です。Associate 取得後に6〜12か月の実務経験を積んでから挑戦するのが一般的で、学習時間の目安は150〜250時間程度です。

Specialty(専門レベル)

ネットワーク・セキュリティ・AI/ML など特定分野に深く踏み込む試験です。実務経験と公式ドキュメントの精読が合否を分けます。Advanced Networking(ANS-C01)Security(SCS-C03)Generative AI Developer Professional(AIP-C01) に対応しています。対応分野の Associate または実務2年以上を前提として挑戦するのが一般的です。

キャリアパス別おすすめ受験順序

目指すキャリアによって最適な受験ルートは異なります。代表的な6つのキャリアパス(クラウドエンジニア・インフラ志向・バックエンド開発者・データエンジニア・分析志向・AI / ML エンジニア・セキュリティ専門家・ネットワークスペシャリスト)について、各ステップの狙いと想定学習時間を学習ロードマップで詳しく解説しています。

各試験の解説記事一覧

試験を選ぶと、出題傾向・ドメイン構成・学習ポイント・サンプル問題の詳しい解説を読めます。