ストレージ
S3 ストレージクラス
S3にはアクセス頻度に応じた複数のストレージクラスがあり、アクセス頻度が下がるほど保存単価は下がりますが、最小保存期間・取り出し料金・取り出し時間が増えます。
| 観点 | S3 Standard | S3 Intelligent-Tiering | S3 Standard-IA | S3 Glacier Instant Retrieval | S3 Glacier Flexible Retrieval | S3 Glacier Deep Archive |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アクセス頻度 | 頻繁 | 不明・変動する | 低頻度(月1回程度) | まれだが即時取得が必要 | まれ(年数回) | ほぼアクセスしない |
| 最小保存期間 | なし | 高頻度・低頻度・Archive Instant Access階層はなし | 30日 | 90日 | 90日 | 180日 |
| 取り出し時間 | 即時 | 即時(任意のArchive階層は非同期) | 即時 | 即時 | 数分〜12時間 | 9〜48時間 |
| 取り出し料金 | なし | 高頻度・低頻度階層はなし(モニタリング料金あり) | GB単位で発生 | GB単位で発生 | リクエスト+GB単位で発生 | 同左(保存単価は最低) |
| 典型用途 | アクティブなWebコンテンツ | アクセス傾向を予測できないデータ | バックアップ・災害対策 | 医療画像・ニュース素材など即時参照するアーカイブ | 長期アーカイブ・コンプライアンス保管 | 法定保存・長期監査ログ |
使い分けの判断基準
アクセス頻度が予測できるなら、ライフサイクルルールでStandard→IA→Glacierへ自動的に移行するのが基本です。アクセスパターンが不規則・予測不能ならS3 Intelligent-Tieringに任せ、モニタリング料金と引き換えに自動でコストを最適化できます。取り出し頻度が低いデータをStandard-IAなど最小保存期間のあるクラスに移す際は、30日以内に削除・上書きされる可能性がないか確認が必要です(最小課金期間分は削除しても課金されるため)。
試験で問われるポイント
- 「アクセス頻度が不明」→Intelligent-Tiering、「30日以内に削除される可能性がある」→Standard-IAは不適という判断がSAAで頻出
- ライフサイクルポリシーによる自動階層化とコスト最適化がSAA/SAPの定番テーマ
- One Zone-IAは単一AZ保存のため、可用性要件次第では不適切という注意点も出題対象
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参照元
最終更新日: 2026-09-06
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